地質調査とは
各種建設基礎工事の計画、設計、施工に必要な資料を得るために実施する重要な業務です。
[ 主な業務内容 ]
■地表踏査
■ボーリング調査
■不撹乱試料採取
ブロック / シンウォール /デニソン / サンドサンプラー |
■室内土質試験(一般的)
[ 物理 ] ◆土粒子の密度試験(比重) ◆土の含水比試験 ◆土の粒度試験 ◆土の液性限界・塑性限界試験 ◆土の湿潤密度試験
[ 力学 ] |
■原位置試験
[ ボーリング孔使用 ] ◆標準貫入試験 ( N値 ) ◆現場透水試験 ◆孔内水平戴荷試験 ( 低圧 ) LLT ( 中~高圧 )エラスト 揚水試験、湧水圧試験 [ ボーリング孔使用しない ] ◆平板戴荷試験 ◆スウェーデン式サウンディング ◆ポータブルコーンペネトロメータ ◆簡易動的コーン貫入試験 ( 荷重5kg ) ◆現場CBR ・・・ 等 |
土質試験表
ボーリング機械図(一般的)
標準貫入試験
不撹乱試料採取
●原位置試験
土がもともとの位置にある自然な状態のままで、土の物理的・力学的性質をボーリング孔内を利用して地盤中で直接調べる試験の総称です。 一般に、平板載荷試験、現場CBR試験、標準貫入試験、ベーン試験、孔内水平載荷試験、現場透水試験、間隙水圧測定、湧水圧試験、揚水試験があります。
【写真・左】平板載荷試験(全体) / (部分)
【写真・右】現場透水試験 / 孔内水平載荷試験
●機械ボーリング工 (写真右)
掘削作業によって地表の構成を明らかにするとともに、その後に実施されるサンプリング、標準貫入試験等の原位置試験や施工管理のための計器類の埋設等、それらの目的にあった精度の良い削孔を行います。
●室内土質試験
物理試験、力学試験、化学試験の3つに分けられ、物理試験では、土を大きく判別分類し、土の持っている概略の性質を把握します。 力学試験は、締固め特性、透水性、強度及び圧密特性など土工の設計に直接必要な土の定数を求めます。
化学試験では、PH値や物質の含有量など、科学的性質を把握します。
【写真・左】三軸圧縮試験
【写真・右】温潤密度試験
地質調査
設計・施工を見据えて、常に新しい調査手法を模索し「提案型調査」をめざす